登山用サングラスは「かけっぱなしにできること」を重視した話

登山用サングラスはかけっぱなしにできることを重視した話 登山装備

この記事では、登山用サングラスについて、濃いレンズより「かけ続けられるサングラス」を重視するようになった理由をまとめます。

※目の症状については個人の体験談です。痛みが続く場合は眼科で相談してください。

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紫外線対策のつもりでサングラスを使い始めた

登山を始めたころから、サングラスは紫外線対策として必要だと思っていました。標高の高い山では紫外線が強くなるし、長時間外にいるなら目も守った方がいい。そう思ってサングラスを買いました。

ただ、最初に使っていたサングラスは、いわゆる普通の濃いめのレンズで、樹林帯で使うには少し暗く感じました。稜線や開けた場所ではよくても、樹林帯では足元や木陰が見づらくなりそうで不安があります。そのため、樹林帯では外していて、稜線や開けた場所だけで使っていました。

その頃は下山後に目が痛くなることもありました。これが紫外線によるものだったのか、風や乾燥、汗、ほこりなどによるものだったのか、医師に診てもらったわけではないので原因は断定できません。ただ、登山後に目がつらくなることがある、という実感はありました。

可視光線透過率50%くらいのレンズにして、最初から最後までかけるようにした

その後、樹林帯でもかけやすいように、可視光線透過率が高めの明るいレンズに変えました。今使っているのは、可視光線透過率50%くらいの、樹林帯でも暗くなりすぎないレンズです。

登山開始から下山まで、できるだけサングラスをかけっぱなしにするようにしました。すると下山後の目の痛みはかなり減りました。私には「濃いレンズを稜線だけで使う」より「明るめのレンズを最初から最後までかける」方が合っていたようです。

登山では、眩しい稜線だけでなく、樹林帯や林道でも長時間外にいます。短時間なら気にならなくても、積み重なると目が疲れるのかもしれません。サングラスを紫外線対策として考えるなら、必要なときだけかけるより、かけ続けられることが大事だと感じました。

可視光線透過率が50-60%くらいになると、こんな感じでレンズの見た目のサングラス感は薄れます。また、可視光線透過率が高くても、偏光レンズだからなのかどうかわかりませんが、あまり眩しく感じることはありません。

可視光線透過率とUVカットは別

サングラスを選ぶときに気をつけたいのが、可視光線透過率とUVカット性能は別、ということです。

可視光線透過率は、レンズがどのくらい光を通すかの目安です。数値が低いほど暗く、数値が高いほど明るく見えます。一方で、UVカット性能は紫外線をどのくらい防ぐかの話です。

つまり、明るいレンズでもUVカット性能があれば紫外線対策になります。逆に、色が濃いレンズでもUVカット性能が弱ければ、目の紫外線対策としては不十分です。

私はかけっぱなしにしやすいように可視光線透過率が高めのレンズを選んでいますが、その場合でもUV400など、紫外線カット性能は確認するようにしています。

樹林帯メインなら、濃すぎない方が使いやすい

私が歩く山は樹林帯が多いです。そのため、レンズが暗すぎると足元や木陰が見づらくなりそうで不安があります。暗くて見づらいと、結局サングラスを外したくなります。外してしまうと目の保護としては意味が薄くなります。

だから私は強い眩しさをしっかり抑えることよりも、樹林帯でも違和感なくかけ続けられることを優先しています。

もちろん、まぶしさを感じやすい人や、雪上・稜線・砂礫地など日差しの反射が強い場所を歩く人は、もっと濃いレンズの方が合うかもしれません。登山用サングラスは「自分が歩く場所で外さずに使えるか」が大事だと思います。

夏の高山だけでなく、冬の低山でもサングラスは使っている

雪がある山や標高の高い山では紫外線対策が必要、というイメージはあります。けれど、雪がなくても、標高が低くても、長時間外を歩いていれば紫外線はそれなりに浴びます。特に冬の低山は、木の葉が落ちていて樹林帯でも意外と明るく、日差しを受ける時間も長くなります。

私の場合は、夏の高山だけでなく、冬の低山でもサングラスをしていないと下山後に目が痛くなることがあります。紫外線だけが原因とは断定できませんが、日差しに加えて風や乾燥なども重なると、低山でも目には負担になるのだと思います。

フラットなサングラスは度付きにしやすいが、横風には弱い

私はカーブの強いスポーツサングラスではなく、比較的フラットな形のサングラスを使っています。理由は度付きにしやすく、見え方の違和感が少なそうだからです。普段の眼鏡に近い感覚で使えるのも良いところです。通常の登山や樹林帯では、この形で大きな不満はありません。

ただし、弱点もあります。スノーシューハイクのツアーに参加したとき、横から冷たい風が入ってきて、目がかなり寒かったです。目から下はネックゲイターで覆っていたので平気でしたが、目のまわりはサングラスだけでは守りきれませんでした。顔に沿うスポーツサングラスやゴーグルなら、横からの風はもっと防げたと思います。

眩しさを感じやすい人は調光レンズも選択肢

私は樹林帯でも外さずにかけ続けたいので、可視光線透過率が高めの明るいレンズを使っています。ただ、眩しさを感じやすい人は調光レンズも選択肢になると思います。調光レンズは、明るさに応じてレンズの色が変わるタイプです。樹林帯では明るめに、日差しの強い場所ではレンズ色が濃くなるので、一本で対応しやすいかもしれません。

私のサングラス選びの考え方

今のところ、登山用サングラスで重視しているのは以下です。

  • 最初から最後までかけっぱなしにできること
  • 樹林帯でも暗すぎないこと
  • UV400など、紫外線カット性能があること
  • 見え方の違和感が少ないこと
  • 普段の登山や運転にも使いやすいこと

その代わり、雪上や強風では横風への弱さを感じました。つまり、私のサングラスは普段の登山向きであって、雪山や風の強い稜線まで万能ではありません。登山用サングラスは、低山・樹林帯・高山・雪山で求める性能が変わると思います。自分がよく歩く山に合わせて選ぶのが大事だと感じています。

まとめ

個人的には、登山用サングラスは最初から最後までかけ続けられるかが大事だと感じています。最初から紫外線対策のつもりでサングラスを使っていましたが、濃いレンズでは樹林帯でかけ続けにくく、結局外してしまうことが多かったです。私には、可視光線透過率50%前後の明るめのレンズが合っていました。樹林帯でも暗くなりすぎず、登山開始から下山まで使いやすかったです。ただし、UVカット性能は別なので、UV400などの表示は確認が必要です。

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