登山に折りたたみ傘は必要?なくてもいいけど、あると意外と便利だった話

折りたたみ傘は必要? 登山装備

登山の雨具といえば、基本はレインウェア。

私も登山中に雨が降ったらレインウェアを着ることがほとんどで、傘をさして山道を歩くことはほぼありません。

それでも、私のザックには長いこと超軽量の折りたたみ傘が入っています。

結論からいうと、登山に折りたたみ傘はなくても困らない。でも、軽くて小さいものなら、いざというときにあるとかなり快適です。

実際に何度か「持っていてよかった」と感じる場面がありました。

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折りたたみ傘を持ち歩くようになったきっかけ

この傘は、自分で「登山用に必要だ!」と思って買ったものではありません。

山を始めて2年くらいの頃、前の会社を退職するときに、登山をする人から餞別としてもらったものです。

初めて持ったときは、その軽さにびっくり。

「軽いし小さいから、ザックに入れておくと便利だよ」と教えてもらい、特に深く考えることもなく、そのままずっとザックに入れっぱなしにしていました。

その頃は、山で傘を使う場面なんてあるのかな?と思っていましたが、意外と出番はありました。

登山道ではほとんど傘を使わない

とはいえ、普通の登山道ではほとんど傘を使いません。

樹林帯なら木々が多少雨を遮ってくれますし、枝に傘が引っかかるのも気になります。岩場や鎖場では両手を空けておきたいですし、風の強い稜線ではそもそも傘には向きません。

雨の登山では、やっぱりレインウェアが基本。

私にとって折りたたみ傘は、レインウェアの代わりではありません。

折りたたみ傘が便利だった場面

では、どこで傘を使っているかというと、「登山そのもの」よりも、その前後です。

尾瀬ヶ原のような歩きやすい場所

尾瀬ヶ原で雨に降られたときは、傘が便利でした。

木道が中心で両手を使うような場所も少なく、強風でなければ傘をさしたまま歩きやすいです。

実際に尾瀬ヶ原では傘をさしている人も意外と多かったです。登山客だけでなく観光で歩いている人もいるので、雨予報に備えて普通に折りたたみ傘を持ってきている人も多いのかもしれません。

レインウェアを着るほどでもない雨なら、サッと傘を開くだけで済むのも楽。蒸れにくいのも助かります。

ロープウェイやゴンドラ利用時

蔵王で雨に降られたときも、傘が活躍しました。

ロープウェイかゴンドラを利用して下山するときだったのですが、こういう場面ではレインウェアを着るより傘の方が手軽です。

傘をさして歩いていたら、近くにいたおじさんから「傘いいね!俺も買おう!」と話しかけられたこともありました。

レインウェアを着たり脱いだりするほどではないけれど、そのまま歩けば濡れる。

そんな場面では、折りたたみ傘がちょうどいいです。

駐車場までの道

地味に便利なのが、駐車場や林道。

下山したあと、車まであと少しなのに雨が降っている。あるいは登山口から駐車場まで林道を1時間歩かなければならないのに雨が降ってきた。そんなときに、わざわざレインウェアを着るのはちょっと面倒です。

傘ならザックから出してすぐ使えるので、こういう「登山の前後」で何度も助けられました。

持っていかなかった白馬岳で後悔

ずっとザックに入れっぱなしだった折りたたみ傘ですが、白馬岳へ山小屋泊で行ったときは持っていきませんでした。

泊まりなので荷物も多いし、「今回は少しでも荷物を減らそう」と思って置いていったのですが、これが失敗。下山時に雨に降られ、傘持ってくればよかった……!と後悔しました。

登山中に傘をさして歩きたいわけではありません。

でも、下山後に乗り物を待つときや歩きやすい区間など、ちょっとした場面で使えるだけでも快適です。

普段ほとんど重さを意識せず持ち歩いていたからこそ、「ないとき」に便利さを実感しました。

登山用の傘は軽さが大事

私が折りたたみ傘を持ち歩き続けている一番の理由は、やっぱり軽さです。傘自体は登山の必需品ではありません。

そのため、重くてかさばる傘なら、わざわざ山に持っていこうとは思わないはず。

でも超軽量でコンパクトなら、「使わないかもしれないけど、とりあえず入れておこう」ができます。そして雨に降られたときだけ取り出せばいい。

この気軽さが、登山用に持つ折りたたみ傘の一番のメリットだと思っています。

私が使っているのは現在は販売終了しているmabuの超軽量折りたたみ傘。旧モデルの「hane」と思われ、重量は約80g。かなり軽いため、長年ザックに入れっぱなしでも負担を感じません。

いただいてから約6年。途中で踏んづけて柄の先が取れてしまいましたが、まだまだ現役です。

現時点で私が探し出した中で一番軽量そうなのは、ムーンバットのマジカルテックで65gでした。

モンベルも軽量傘出しています。86g。

晴雨兼用だとさらに活躍が増えそう。真夏の晴天の尾瀬ヶ原とかは日傘さして歩きたいです。

軽量折りたたみ傘は何もザックだけでなく、普段使いのバッグに入れててもいいですね。親にプレゼントとして検討中です。自分にももう1本欲しいです。すべてのバッグに入れておきたくなるほどの軽さです。

折りたたみ傘が向いている場面

私の使い方では、こんな感じです。

傘が便利

  • 駐車場
  • 登山口までの林道
  • ロープウェイ・ゴンドラ利用時
  • 尾瀬ヶ原のような歩きやすく開けた場所
  • レインウェアを着るほどではない小雨

傘を使わない

  • 岩場や鎖場
  • 強風の稜線
  • 枝が多い樹林帯
  • 両手を使いたい登山道
  • 本格的な雨天登山

やっぱり山の中では、レインウェアの方が圧倒的に使いやすい場面が多いです。

なくてもいい。でも、あると快適

登山に折りたたみ傘が必要かと聞かれたら、必須ではないと思います。

レインウェアがあれば雨の登山には対応できますし、傘を使わずに済む山行もたくさんあります。

それでも、軽量でコンパクトな傘なら、ザックに入れておくと意外なところで役に立ちます。

駐車場、林道、ロープウェイ、ゴンドラ、歩きやすい場所。レインウェアを着るほどではないけれど、濡れたくない。

そんな場面で傘があると、とても快適です。

私はもともと人からもらったのをきっかけに何となく持ち歩いていましたが、今では「なくてもいいけど、あるとうれしい」装備のひとつになっています。

白馬岳で置いていって後悔したこともあり、超軽量なら今後もザックに入れておこうと思っています。

折りたたみ傘みたいに必須ではないけど、あると安心・便利なものはこちらにまとめました。

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