初めて登山に行くときは、装備だけでなく、駐車場やトイレ、地図、下山時刻なども事前に確認しておくと安心です。
登山を始めてから何度も山に行くうちに、私も出発前に確認することがだいたい決まってきました。
どれも慣れてしまえば当たり前のことですが、初めてだと意外と気づきにくいこともあります。
ここでは、私が山を決めてから登り始めるまでに確認していることをまとめます。
山を決めるときに確認すること
まず確認するのは、
- コースタイム
- 累計標高差
- 登山口までの道路状況
- 駐車場の場所と規模
- ロープウェイやバスを使う場合は運行時間
です。
私は「何時までに下山したいか」から逆算して登山開始時刻を決めます。
また、あらかじめ「何時までに山頂に着いていなければ引き返すか」も決めておきます。
公共交通を使う場合は最終便も必ず確認します。私は最終便ギリギリではなく、遅くとも1時間ほど前には戻れる計画にしています。
これは絶対的なルールではありませんが、予定より歩くのに時間がかかったり、途中で休憩が増えたりすることもあるので、余裕を持たせています。
登山開始時刻や下山時刻はどう決めるか、こちらでも詳しくまとめました。

前日は天気を確認
前日には山と麓の天気を確認します。
私は「てんきとくらす」、普段使っている天気予報アプリ、ヤマテンなどを見ています。
最初から有料の登山天気サービスを使う必要はありませんが、雨だけでなく、気温や風も確認しておきたいところです。
天気が大きく崩れそうなら、無理に予定通り行かないことも大切です。
駐車場は規模と満車時刻も見る
車で行く場合、駐車場が「あるか」だけではなく、どれくらい停められるかも確認します。
私はYAMAPなどの最近の記録を見て、「何時ごろ満車になっていたか」を探します。
人気の山や紅葉・花の時期は、かなり早い時間に満車になることがあります。
第二駐車場など別の候補がある場合は、そちらも確認しておきます。
トイレの有無は必ず確認
これはかなり重要です。
登山口や駐車場にトイレがあるかは、必ず事前に確認します。
なければ、登山口までの最後のトイレがどこになるかも調べます。
公衆トイレのこともあれば、途中のコンビニになることもあります。
あわせて、
- 登山口までにコンビニがあるか
- どこが最後のコンビニか
- 自分が通る時間帯に営業しているか
も確認しておきます。
山の近くでは、早朝に営業している店が少なかったり、そもそもコンビニがなかったりすることもあります。
ガソリンは前日に満タンにする
ガソリンも前日に入れておきます。
早朝はガソリンスタンドが開いていないことがありますし、登山口周辺にはスタンド自体が少ないこともあります。
土日に営業していないこともあるので、当日どこかで入れればいいとは考えず、前日に満タンにしておくようにしています。
地図は前日までにダウンロード
YAMAPやヤマレコなどを使うなら、地図は前日までにダウンロードしておきます。
登山口が圏外ということは珍しくありません。
現地に着いてから地図がないことに気づいても、通信できなければダウンロードできません。
ルートも事前に確認しておきます。
紙の登山届を書く場合は、ルート名を書くこともあるので、必要ならメモしておくと安心です。
登山アプリのYAMAPとヤマレコについては、こちらも参考にどうぞ。

現金は100円玉と1000円札を用意
山では現金が必要になることがあります。
私は1000円札と100円玉を用意します。
特に100円玉は何枚か持っておきます。
山のトイレでは協力金として100円や200円が必要になることがありますし、駐車場代やバス代などが現金のみの場合もあります。
1000円札があっても、小銭がなくて困ることがあるので、前日に用意しておくと楽です。
荷物はできるだけ前日に詰める
ザックの中身は、基本的に前日に詰めます。
朝に入れるのは、お湯や冷蔵庫・冷凍庫から出すものなど、直前でないと用意できないものくらいです。
早朝出発だと眠いので、朝に全部準備しようとすると忘れ物もしやすくなります。
当日はコンビニで食べ物と飲み物を補充
朝食は家で食べることもあれば、途中のコンビニで買うこともあります。
私はコンビニで、
- 朝食
- 登山開始前に食べるおにぎり
- 行動中に食べるおにぎり
- 行動食
- 飲み物
などを買います。
行動食は特別な登山用食品でなくても、自分が食べやすいものでいいと思っています。
私は梅やカルパス、高カロリーおやつとしてドーナツなどを買うこともあります。
最近の私のお気に入り行動食はこちらにまとめました。

水は「用意したか」ではなく「ザックに入れたか」確認
私は普段、1.5〜2Lほどの水分を持っていくことが多いです。
必要な量は季節や気温、行動時間によって変わるので、一律ではありません。
ただ、水は少し余裕を持って持つようにしています。
以前、水を車に置き忘れたまま登ってしまったことがあります。
途中で水がなくなり、炎天下の中、「このままだと熱中症で救急車に運ばれるかもしれない」と思いながら、何とか車まで戻りました。
それ以来、出発前には「水を準備したかではなく、実際にザックに入っているか」まで確認しています。
駐車場に着いたら出発準備
駐車場に着いたら、私はまずトイレに行きます。
そのあと、おにぎりを1個食べて、登山靴に履き替えます。
私は空腹で登り始めるより、少し食べておいたほうが調子がいいので、スタート前に軽く食べています。
日焼け止めを塗り、帽子とサングラスを準備したら、服装も調整します。
私は登り始めるとすぐ暑くなるので、少し肌寒いくらいでスタートすることが多いです。
寒さの感じ方には個人差があるので、無理に薄着にする必要はありません。
鍵・財布・スマホは定位置へ
車の鍵や財布、スマホは入れる場所を決めています。
ウエストポケットがある場合は、鍵と財布はそこに入れることが多いです。
ズボンのポケットだと歩いていて邪魔ですし、上着のポケットに入れると、途中で上着を脱いだあと取り出すのが面倒です。
特に車の鍵はなくすと困るので、ファスナー付きなど落としにくい場所に入れて、毎回同じ場所にしまうようにしています。
登山届とGPSを確認して出発
私は現在、登山届はヤマレコから提出しています。
以前は登山口にある紙の登山届を書いていました。
スマホは出発前までに十分充電し、短い山行でもモバイルバッテリーを持っていきます。
圏外が続く場所では、通信が必要な機能を使わないときは機内モードにして電池の消耗を最小限にします。
最後にヤマレコの記録を開始し、
- 登山口はどこか
- 最初にどちらへ進むか
- 予定しているルートで合っているか
を確認してから出発します。
下山後の予定も軽く決めておく
山に登って汗をかいたら温泉でさっぱりしたい、あるいは、お腹が空いて何か食べたい、となるかもしれません。
でも、温泉や食事処を下山後に調べようとすると、圏外で何も調べられないことがあります。
- 日帰り温泉の候補
- 営業時間・休館日
- 食事できそうな店
- ラストオーダーの時間
- 下山後に寄れそうなコンビニや道の駅
などは前日までに確認しておくのがおすすめです。
普段圏外になるような場所にいることは少ないので、つい「下山後にその時の気分で決めよう」と考えてしまいますが、山ではネットが繋がらないことが多々あります。
初めてなら「現地で何とかする」を減らしておく
登山前の準備は、慣れてしまえばどれも特別なことではありません。
ただ、「登山口で調べればいい」 「途中でコンビニに寄ればいい」 「ガソリンはどこかで入れればいい」と思っていると、山ではその「どこか」がないことがあります。
特に、
- 駐車場
- トイレ
- 最後のコンビニ
- 地図
- 下山時刻
- 現金
- ガソリン
- 水
あたりは、出発前に確認しておくと安心です。
最初から完璧に準備する必要はありません。
何度か登るうちに、自分なりの準備の流れができてきます。
登山してみたいけど、装備はどうしたらいいの?についてはこちらにまとめました。



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